2015年11月19日にグランドオープンするエキスポIMAXシアターの影響で日本全国の映画ファンはとんでもない騒ぎになっている!!
かつての品川、新宿、天保山などでIMAXフィルムを体験した方々、ミラマーやシドニーIMAXへ旅立った方々は特に、誰よりも興奮、期待しているに違いない。
あの当時味わった、他では決して体験できない唯一無二の存在、本物のIMAXシアターがやっと今レーザーという形でーーー
〜〜
映画を見ることにおいて、それほど熱狂ではない一般の方は”IMAX”という存在すら知らないという方が殆どであるのが現実。都心部、IMAXデジタルシアターが近くにある人なら知名度はまだあるにしろ、全国的には全然知られていない。(事実今まで私の周りで知ってた方は数人程度)
だがIMAXはこれだけじゃない。
IMAXフィルムを知っているか?
……知らない人が圧倒的である。むしろ映画好きの方でも知っているのは少数派。しかし、それを説明するとなると話は長くなり、専門的な言葉が多いのでなかなか共感してくれる人はいない。(私の友人もフィルムまでは知らなかった。)
(IMAXデジタル、フィルムって何ぞ?って方はこちらを。)http://smith-kun.blog.so-net.ne.jp/2014-11-09
(そして世界最大シドニーIMAXで見たインターステラーIMAXフィルムレポ)http://v6stage.hatenablog.com/entry/2015/09/26/014945
IMAXデジタル(2K)
2008年に公開されたダークナイトによりIMAXフィルムの知名度が一気に上がった(Blu-ray版の特典映像に撮影時の映像があるので興味がある方は是非。Blu-ray版ではIMAXシーンでも解像度は凄いのでレンタルしてみては)。商業映画にIMAXカメラ、フィルムを用いたのはあのフィルムを愛すクリストファー・ノーラン監督のおかげで、もしこの方がいなかったら、なかったかもしれない。
*ダークナイト(2008)*トランスフォーマー リベンジ(2009)
*ミッション:インポッシブル ゴーストプロトコル(2011)
*ダークナイト ライジング(2012)
*ハンガーゲーム2(2013)
*スタートレック イントゥダークネス(2013)
*インターステラー(2014)
*スター・ウォーズ フォースの覚醒(2015)
私達は生まれたタイミングが幸運すぎた。なんせこのIMAXフィルム、今のところ計8作品しかなくそれもその期間は約7年。ノーラン監督やJ・J・エンブラムス監督らのフィルム情熱だからこそ実現したものの、高すぎる費用、扱いづらいIMAXカメラ、重すぎるフィルム、上映できる場所の少なさが難点であるため、気楽にIMAXフィルムを使用することなど到底できないことなのである。
ただ、作品の少なさやデジタル上映の時代になるにつれ世界的にIMAXフィルム、映写機の撤去をせざるを得ない状況になるのは何年も前から予測できていた。そのためIMAXフィルムがもう見れなくなる前に体験してほしいとの思いで、私含め本物IMAXシアターを体験した方々はずっと、伝えてきた。
ーーもういつ見られなくなるかわからないこの体験を1人でも多くの人にーー
2014年インターステラー公開がこのIMAXフィルムの長い長い歴史の最後だと言われていた時、私は見れなかったので絶望の中の絶望にいた。それは私以外にも日本全国、世界のIMAXファンも同じくいただろう。
その思いは特に海外の方が強く、ツイッターなどでIMAXに訴え続けていた。そしてその思いは通じ、世界各国で今現在もリバイバル上映はどこかで行われている。以前のリバイバル上映していたシドニーIMAXも同じく。
そんな中、12月に公開されるスター・ウォーズ フォースの覚醒がIMAXフィルム2D(8k)上映を決定。これはフィルム上映の嬉しさだけではない。新たなレーザーIMAX(4k)でもその本物IMAXを体感できるということに多いに興奮している!
そしてかつて日本にあった本物IMAXがついにレーザーとなって帰ってきた!
それは今まで海外まで行かなきゃいけなかったことが、体感できた人がごく僅かしかいなったことがなくなり、私達が本物IMAXの凄さを伝えれる瞬間ともなった!
言っとくがこれは過剰な言葉ではない。大画面でのIMAXフルサイズ(1.43.1)の映像は人をも変える。今までの映画、映画館の概念が崩れることになるだろう。
12月に公開するスターウォーズに向けてだんだんとその凄さがわかってきた人が増えてきた。予告編でもフルサイズになるそうで半端じゃないと。
まさにお祭り騒ぎだ。私は公開日近くには見れないが、一緒に盛り上がりたい。この機会にIMAXファンが増えること、フィルムの存在を知ってくれる人が増えることを祈っている。
ではみなさん劇場で会いましょう!