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超弩級 シドニーIMAXの圧倒的存在

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8月28日追記ーー

シドニーIMAXシアターは2016年9月25日に閉館しました。『ダンケルク』はアメリカ?案件です。


※私が見たのはIMAX15/70mmフィルム上映(8K〜10K、海外では12Kあるという意見が多い)です。日本のIMAXデジタル(2K)とは全く違いますので、もし気になる方はこちらのブログに詳しく説明されています。

なぜ「インターステラー」を観るために海外のIMAXシアターへ行くのか。:足元の足元を広げる:So-netブログ

 

※文字が所々大きくなってますが気にしないでください

 

「映画を映画館で観る」

 

   日常生活においてそれは特別なイベントであり、非現実的な世界へ入り込むことにより日頃の疲れを忘れさせることのできる場でもある。

 

私の中では大画面のスクリーン、大音響のスピーカーで映画を観るのは醍醐味だと小さい頃から思っていた。

 

その思いから興味本位で世界一大きいところはどこだと調べたのがきっかけだった。

縦29.4m×横35.7mを誇るシドニーIMAXのスクリーンを見つけた中学の私は『シドニーに必ず行く』とそのとき決心した

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そして7年後の2015年9月にその夢は叶った。

観たのはインターステラー15/70mm上映とドキュメンタリー作15/70mm上映で、フィルム2Dを4回、フィルム3Dを2回。

 

今回はシドニーIMAXとその作品について色々書いてみた。

まずシドニーIMAXの大きさだが画像を見ればすぐに分かるだろう。

もはやバケモノレベル。

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真ん中に座っていてトイレに行きたくなった時は、イオンシアター×3回分歩いて通らないといけない。=「すみません、、前通ります、、」も計算上いつもより6倍言わないといけないことに。

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⇧若干斜めになっていますが、1番下の非常口から出口までの高さが約15m。天井は出口からさらに15m高い

   エキスポではよく”上は首が疲れるほど高い”と言われるがシドニーはそんなどころではない。そして他のIMAXデジタルシアターや(場所によっては)他の本物IMAXシアターと違うのは”下を見る”行為。上と同じく下も果てしなく遠い。なんでつま先までスクリーンがあるの?おかしくない?って思う。これは現地へ行って初めて気づいた。(画像は写真と当時の記憶をたどりに正確に作ったつもりだが微々たる差はあるかも)

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   傾斜は下手したら40度あるかもしれない。これは日本国内の超上級者コースでも傾斜面最高角度を誇る神立高原スキー場の傾斜とほぼ同じ角度に匹敵すると思われます。 身の危険を感じるほどの急勾配もIMAXならではの体験。

 

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   まず入った直後に「なんだこれ…」という異様な光景。元々IMAXスクリーンが湾曲しているのが特徴だが日本のIMAXデジタルシアターよりかなり湾曲している。そして座席も湾曲かつ超急斜面なのでもはや映画館とは思えない場所だった為、”バケモノ”と呼ぶのに相応しい存在だった。先ほどの「なんだこれ…」は心の声であり、その姿を初めて見たときはもはや言葉が出なくて頭が追いつかなかった。エキスポIMAXの様に巨大なスクリーンを見たら「スゲェ!」と友人と舞い上がるが、シドニーIMAXの館内は今まで目にしたことがない、世の中にこんなものがあるのかと言えんばかりのスクリーンに、遠い席にやっと座ってもゆったりとすることが全くできない。

 

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(↑一番後ろから撮った写真。スクリーン全然入んないから笑っちゃうよね)

スクリーンが大きければ、座席もその分遠いでしょ?

IMAXシアターは違います。シドニーIMAXはエキスポIMAX並みです。ただえさえスクリーンがバカでかいのに、座席の距離は変わらないため、さらに大きく感じます。勿論フィルムは画質が恐ろしいほど高画質なので全く問題ありません。

どれだけ大きいかはこれを見て欲しい

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(普通の映画館並の高さ)

 

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(日本のIMAXデジタルシアター並の高さ)

 

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(エキスポシティIMAXシアター並の高さ)

 

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(30m近くの高さ)

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↑MAXまで明るくした。上に白い点があるが、これは上に付いてるライト。そして、スクリーンに薄っすら水色の画面があるが、成田IMAXデジタルシアターからエキスポシティIMAXレーザーシアターと同じくらいの大きさ。

  座席についてだが、超超超急斜面である。通常の映画館では前の人の頭はちょっと下にある感じだが、シドニーIMAXは足元に前の人の頭があるくらい急斜面である。

   鈴鹿サーキットなどに行ったことがある人ならわかりやすいと思うがあの斜面より急なのである。

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どれほど急斜面かお分かりいただけただろうか。

   それと下にも注目してみたが、一番下のA席に来てもそこから7〜8mの崖があるのだ。落ちたら骨折するレベル。

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http://www.tested.com/art/movies/3584-replacing-the-worlds-largest-imax-screen-video/

   この特別な設計のせいで(真ん中のG.H列では感じなかったが、)1番後ろの列ではもはやおかしな光景になっていた。↓

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(1番後ろの席からの視界。実際は真ん中の文字はもっと大きく見えます。)

館内は楕円形のような設計だがそれが円形に近いような錯覚が生まれ、そこから観る映像は圧巻だった。

日本のIMAXデジタルとは全くの別物、日本のは詐欺だと言われるのは仕方ないと思う。それほど度肝を抜かれたのだ。

 

   天井の写真はネットでは見つからなかったので恐らく私が初であろう。天井はキラキラとライトが照らしていて星空みたいだった。スマホ、携帯の明るさを最大にしたら見えると思う。

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私が観た作品の感想にいこう。

インターステラー(2回)

本来”衝撃”というものは一瞬のことだが、2時間 口が開きっぱなしで固まるのは人生でそうそうない。

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インターステラーフィルムIMAXの詳しい感想は違う記事に書いてあります。

2Dだったためフルサイズ上映。

あまりにも解像度が高すぎて脳が追いつけない。

 

アンハサウェイの毛穴がバッチリ見れたのはいいことなのか悪いことなのか…

津波のシーンでは、スクリーンがでかすぎるため、「マウンテンだ!」って言われても「いや、あれ津波だろ」ってすぐにわかる。遠くからの津波も鮮明に見えるからだ。

ガルガンチュアが大きく現れたシーンで、Blu-rayではガルガンチュアは全体を写しきれていないが

フィルムIMAXは余裕で全体を写していた。

このフィルムIMAXを見てからBlu-rayのを見ても物足りない感があり、そしてその本来の映像からの威力が減ってしまう。そしてフィルムIMAXの映像をネットで見ることは勿論不可能であるので、観に行って本当に良かった。

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こちらがIMAXのフィルム。

このシーンは3人ともしっかり枠に入っていて、  にこやかな気分になる。

しかし、IMAXデジタル、Blu-rayだとどうなるか↓

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トム! トムが切れている!!

 

だがこれが現実。IMAXデジタルではトムはこのような状態。じゃあ通常の映画館、DVDではどうなるのか。

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おそらくこんな感じでトムの顔は映らなく、存在すら忘れられているだろう。。

【貴重】インターステラーIMAX full frame(1.43.1)の画像43枚もあるサイトあったのでこちらを参考にhttps://m.imgur.com/gallery/3A7ai

 

他のIMAXシーンでもあるようにこれでノーラン監督の映像の表現を100%感じ取ることができるのだろうか。

そして完全な状態を観た人がごく僅かしかいない事実。非常に残念なことである。

 

    逆にデカすぎることで困ることもあった。シドニーIMAXの特徴でもある巨大スクリーンから映し出す映像はどこに焦点を合わせても必ず他がぼやけるため、一体どこを見ればいいのかわからなくなってくる。

   そして(インターステラーとドキュメンタリー)計6回も観た私みたいに長時間見続けると30mのスクリーンでもその大きさに慣れてしまうため、ちょいちょい横の扉を見てから映像を観るとその巨大さに毎回感動する。クーパーが30m級なので、まさにリアル巨人(怖い)

写真はギリ収まっているか収まっていないか

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あとこの上映前のworld biggest IMAX theaterの字だけでもかなりデカイ。

日本の普通の映画館の大きさに近い…

   そしてCMの映像はまあまあ大きくなるのだが成田IMAXより若干小さめだった。それだけでもデカイがここだと小さく見えてしまうのがシドニーの凄いところ。

いざ、上映が始まると海外だからか面白い場面では HAHAHA と笑いが起きる。外国人と一緒に映画を見るのもこれまたgood。

あと字幕がないのもいい点。

   この巨大なスクリーンと圧倒的解像度から ワームホールとクライマックスのときのマーフィーの部屋をスーッと飛んでいくクーパーの視界がもうとんでもない光景でまばたきを一切していなかった。というより出来なかった。

   音響も凄まじく、ガルガンチュアに入ってからの光がチリ?となってバシバシ当たってくるときの低音が腹に来まくって地震かよって感じ。

   スピーカーは暗すぎて撮れませんでした。フォロワーさんによると成田IMAXのスピーカーと同じものを使ってる可能性があるらしいが、シドニーは巨大な箱なため、出力を上げてるそうだ。出力を上げるとスピーカーも本領発揮するそうだとか。スピーカーに詳しい方の情報によるとそれでもシドニーのスピーカーは本気を出していない(出せない)そうで本気を出すと壊れるようです。IMAXのスピーカーがほしい(笑)

 

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   次にANTARCTICA

30m級のペンギンが迫ってくる

こちらも2Dなのでフルサイズに感動したが、フィルムが劣化してたのが残念。

 

しかしそれでも解像度は高い。

 

フィルムIMAXは白が眩しく輝いているのがデジタルとは違う特徴だが、この作品は目がチカチカするほど眩しすぎた。これはハズレの作品だった(ボソッ)

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FORCES OF NATURE

USJのバックトゥザフューチャー・ザライドのような体験

   火山や砂嵐や雷の自然が生み出す光景は怖かった。うん。

 

真っ暗の中、稲妻が走るシーンは素晴らしい。オススメ。

まるでUSJのバックトゥザフューチャーザライドのような感覚で迫力満点。

最後にハリケーンが超至近距離に迫ってるのにIMAXを撮影しててお兄さんが「撮影止め!早よカメラ車に入れよ!!」って言っててもう一人のお兄さんがIMAXカメラを動かしたくても重すぎるために全然持てなくて2人とも焦りながら笑ってたシーンが面白かった。

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 HUMPBACK WHALES 3D

キューバダイビングするか、HUMPBACK WHALES 3Dを見るか。等身大以上のクジラが迫ってくる

 

   クジラの鳴き声が特に印象的で音は凄まじかった。私は立川シネマシティで極上爆音を体験したが、クジラの鳴き声一つで極上爆音の存在は一気に吹き飛んだ。シドニーIMAXの音響は常に爆音というわけではなく本気を出していない印象だが、立川シネマシティみたいに本気を出していたら、やばいことになっていただろう。 恐怖さえ覚えるあの音響は今も覚えている。 (過剰な表現だが個人的にそう思った。)※追記※冷静になってみて、立川シネマシティの方がやはりいいと思う。ラインアレイ強い。

この作品は最近撮影されたばかりでフィルム自体もまだ鮮明に見えていた。まだ鮮明にといっても半端ないが。これはオススメです。

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最後にUNDER THE SEA 3D

これを観たら水族館に行く気がなくなるので注意。3D効果が世界一のクオリティ

 

   2Dでのフルサイズは勿論圧巻だったが、特に3Dが想像を超えてる。あまりにも解像度が高すぎる為、常に10cm〜30cm先に、手が届くようなところまで浮かんでくる。シーンによってはゼロ距離まで。3Dを感じさせなく、本当に目の前で泳いでるように見え、30m級のクジラやサメ、人間が迫ってくる。

この映像は終始ほぼまばたきを忘れててこの3Dの凄さを他の人に伝えたくても伝わらないのが悔しい。この世界にいろんな方式の3D映像は沢山あるがフィルムIMAX3Dは別世界。誰が見ても次元が違うと言える。よくテレビCMや広告で”2D/3D and IMAX3D”という表示がされているがまさにフィルムIMAX3Dこそ分けて表示しないと失礼極まりない。それほど”3D”が完成されているのだ。だがこの3D上映、メガネは日本のIMAXデジタルシアターと同じ3Dメガネだった。要するにやはりネガフィルム15K(上映時8K以上)の圧倒的解像度と大型スクリーンのおかげとも言える。因みに明るさはデジタルIMAXより明るいためそれもあるかも。(これらのため、大阪IMAXのレーザーには期待)

IMAXには「デジタル」と「フィルム」があって、まずこの時点で全くの別物だが、「フィルム2D」と「フィルム3D」も全くの別物と言える。もうこれは体験した人にしかわからない。(特にUnder The Sea 3Dは)20万払ってでも行くべき。当然アバター再上映も行くべき。(インターステラーより凄いかも)※アバター再上映は終了しました。

今後将来こんな3Dが観れる日がいつくるのか想像できないし、昔からあったなんて信じられない。自分がお爺ちゃんになった時代には観れるかもしれないが。。

 

散々言ったがこの3Dは他では決して味わえない最高の体験だった。

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本当にこんな感じで飛び出てきたのです。本当に。横にいた女性や下の方にいた人らは触ろうと手を伸ばしていました。(自分もしたとは言えない)

   このフィルムIMAXは今現在、その歴史の幕を閉じようとしている。時代はデジタルでフィルムは今年で全撤去される勢いだ。

シドニーIMAXも2016年9月にはフィルム映写機を撤去しレーザーになるそうでフィルムを観れる機会もこれを逃したら一生見れない可能性もある。

正直2014年に公開されたインターステラーでもう最後かと本気で思っていたため今回のシドニーIMAXの再上映は本当に有り難かった。

ほぼ幻状態になりつつあるフィルムIMAXを観れる機会がもしあれば私はオススメする。

 

こちらもシドニー日記

シドニーIMAX(デジカメ写真大量)&旅行日記 - あべんたドールのつぶやき


追記 

 

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   インターステラー含め15/70mmフィルムは勿論大きい画面で観るのがいい。しかしこの写真から見たらわかるようにIMAXドームシアターでも公開されていたようで、IMAXファンとしてどうしても見たかったがもうその夢は叶わないだろう。。。日本ではUSJバック・トゥ・ザ・フューチャー ザ・ライドもIMAXドーム(特殊形状)であり、実は殆どの方が15/70mmフィルムのドームシアターを経験している(フィルムは超劣化してるが)。なので一言で言うと、USJのあのドームシアターで超高解像度のインターステラーを見るということなのだ。

 

↑のフロリダ州にあるmosi IMAXドームシアターはstar wars 7 を公開する予定なのでもし行きたいという強者がいれば…(多分いない)

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(はぁ…何故海外のIMAXシアターは建物自体が魅力的なんだ…日本は…←)

 

   あと先月(10月)にセカイモンインターステラーのフィルムを手に入れたので一応載せます。こちら。

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画像から見ても十分綺麗だが実際はもっと細かいところまで見えます。

一応これはポジフィルム(8K)なのでネガフィルム(16K)は想像がつかないレベルのバケモンだろう。うーん、欲しい。

 

   シドニーIMAXの夢を果たした身だが、ダークナイトのフィルム上映とIMAXドームシアターというものがまだ未経験なので、新たに見たい行きたい病が発生してしまった。。(どれも不可能だが)

現在の病

・ネガフィルムが欲しい

ダークナイト15/70mmフィルムIMAXを見たい

IMAXドームシアターでHUBBLE 3D見たい

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ダークナイトのフィルム比較(イギリスのsciencemuseum)

 

 

   あとIMAXドームシアターを調べたら「L'Hemisfèric」というスペインにあるIMAXドームシアターを発見。半球スクリーンの大きさは900㎡(直径約34m)。名古屋市科学館にある世界最大のプラネタリウムは35mなのでスペインのIMAXと大きさは同じくらい。

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ここも行きたいが、99.999%無理だろう。。

 

だがこれからもIMAXをもっと追いかけ、極めたいと思う私であった。

 

参考画像

smith-kun.blog.so-net.ne.jp

http://whotalking.com/flickr/Interstellar