日本国内IMAXフィルムシアターの時系列 全57館

f:id:v6stage:20230701105629j:image

2023年現在は、鹿児島市立科学館のみが現役です。

 

1970年 大阪府 日本万国博覧会EXPO'70
富士グループ・パビリオン
13m×19m
6ヶ月の期間中に6421万人が万博に入場。
世界初のIMAX上映をした。

1973年
IMAX社、オムニマックス(IMAXドーム型)を開発


1976年
グレッグ・マクギリブレイ氏が「To Fly!」IMAX作品を制作

 

1期 1978年 2期1979年
東京都 宇宙科学博覧会 宇宙博ホール
23m×30m
各それぞれ550万人が入場。『To Fly』上映。
キャッチコピーは、畳500畳敷きの大スクリーン
64チャンネルステレオからの立体音響

 

1981年 兵庫県 
神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア81)ダイエーパビリオン
直径23m
1610万人が博覧会に入場。
国内初のIMAXドームシアター(オムニマックス)
目玉パビリオンで8時間待ちがあったらしい。


1982年 北海道 
'82北海道大博覧会 ダイエーパビリオン
直径23m
ポートピア81のIMAXを使用

 

1983年〜2002年 愛知県
ナガシマスパーランド
直径23mか若しくは25m
国内初の常設IMAXドームシアター

 

1984
クリストファー・ノーラン氏、初めてIMAX鑑賞をする。IMAX撮影に夢を持ちはじめる。(当時14歳)

 

1985年 茨城県
国際科学技術博覧会(つくば博)
サントリー館 26m×35m
2033万人が入場し、その内150万人がIMAXを鑑賞した。当時世界最大のスクリーン。

つくば博を代表するパビリオンだった。

 

1985年 茨城県
国際科学技術博覧会(つくば博)
富士通ドームシアター
世界初のIMAX 3D映画(赤と青のフィルターを通してみるアナグリフ方式)

 

つまり、つくば博では計2つのIMAXシアターがあった。 
つくば博はIMAX以外に下記のシステムも展示されていた。
・「1/4球スクリーン」70mm
・「ショウスキャンシアター」11m×24m(70mm 60fps映写)
・「ガスマラ」上下2面の計20m×20m
・3面マルチスクリーン
・直径25mのドームスクリーン
・直径32mのドームスクリーン
・70mm立体映像
・「ソニー・ジャンボトロン」2000インチのカラーテレビ

 

不明 千葉県
ららぽーと船橋ショッピングセンター
つくば博のオムニマックスを駐車場に設置し期間上映した。

 

不明 神奈川県
横浜こども科学館宇宙劇場
つくば博→ららぽーと船橋ショッピングセンターに続き、IMAXシアターを特設して期間上映した。

 

1986年〜1988年 大阪
大阪ビジネスパーク 富士通ドームシアター
『ザ・ユニバース』やクリストファーノーランも感動した作品『DREAM IS ALIVE 』など上映した

 

『DREAM IS ALIVE 』は世界で初めてIMAXカメラを宇宙に持っていき実際に撮影した作品。後に『インターステラー』の制作のヒントとなる。

 

1978年 愛知県
岡崎市制70周年記念博覧会
18m×24〜26m?
140万人が博覧会に入場。
『THE DREAM IS ALIVE』を上映した。

 

1987年〜不明 愛媛県
松山市総合コミュニティーセンター サイズ不明

 

1987年〜2016年 埼玉県
さいたま宇宙劇場  IMAXドームシアター
直径23m

 

1987年 大阪府
天王寺博覧会
13.5m×19.5m

 

1987年〜1995年頃  大阪府
天王寺公園映像館
13.5m×19.5m
天王寺博覧会の時に使用したIMAXを利用

 

1988年〜2018年. 静岡県
浜岡原子力館. IMAXドームシアター
直径18m

 

1988年 北海道
北海道世界・食の祭典 HBCアイマックスシアター
18.9m×24.7m
『THE DREAM IS ALIVE』上映

 

1989年1月8日 昭和から平成になる

 

1989年3月〜 福岡県
アジア太平洋博覧会 富士通ドームシアター
直径21m
開催に併せて福岡タワーが完成した

 

1989年3月〜 兵庫県
姫路百祭シロトピア 空飛ぶ未来館
17.7m×23.8m
「TO FLY」を上映した。


1989年3月〜 静岡県
静岡駿府博覧会 しずぎんIMAXシアター
サイズ詳細不明 6階建とのみ。
こちらも目玉パビリオンとして登場。
「TO FLY」を上映した。
IMAXを感じたとき、キミは大空と一体だ。」
         ー静岡駿府博覧会ー

 

1989年 神奈川県
横浜博覧会 ハートピア・ファコム館
18m×23m
(第一勧業銀行・富士通
映像叙事詩「地球の詩 -めぐる四季」を上映。

 

1989年 神奈川県
横浜博覧会 かながわ愛ランド
16m×21m
(神奈川県)

 

1989年 神奈川県
横浜博覧会 日石地球館
18m×24m
日本石油日本石油精製)


1989年7月〜 愛知県
世界デザイン博覧会 NTTチャレンジ館
18m×23.8m

 

1989年〜不明 大阪市立科学館
IMAXドームシアター 直径26.5m

 

1990年4月〜 大阪府
国際花と緑の万博
ハートピア空の筏のパビリオン 
20m×26m

 

1990年4月〜 大阪府
国際花と緑の万博 
サントリー館 
23m×30m  3D
期間中に200万人の観客を集め文句なしの人気第1位パビリオンになった。

費用は25億円。


1990年4月〜 大阪府
国際花と緑の万博 
三和みどり館 
世界初公開のIMAXマジックカーペットシステム

 

観客の正面と床面下(強化ガラス面 と通して眺める)の 2 面のスクリーンを用いた。
その後、フランスのパリ郊外にあるテーマパーク「フチュロスコープ」に移築された。
上スクリーン18.9×25m 下スクリーン18.2m×27.7m


1990年4月〜 大阪府
国際花と緑の万博 
富士通ドームシアター (直径20 若しくは24m)
初のIMAXドーム3Dフルカラー(IMAX-SOLIDO 方式)が公開された。作品は「ザ・ユニバース2」
サントリー館に並ぶくらいの大人気パビリオン

 

花の博覧会は他に
70mm 10p(アストロビジョン)
70mm  8p(アイワークス社)
70mm  5p
などの大型映像パビリオンがあった。


IMAXシステムじゃなくても70mm  8Pや70mm 5p×2台などで18m×24m級スクリーンを投影できるようにした。

 

1990年4月〜2017年12月 福岡県
スペースワールド ギャラクシーシアター
IMAX2D 21.5m×28.3m

 

1990年12月 鹿児島県
鹿児島市立科学館
IMAXドームシアター 直径23m
現在IMAX70mm上映が可能な場所は国内でここだけになった。


1991年5月 IMAXシミュレーターライド完成
"バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド"登場

 

1992年 セビリア万博にてIMAX HDシステムが登場。(48fpsにて撮影・映写を行うもの)

 

1992年 千葉県
ホテルサンガーデンららぽーと
直径20m
国際花と緑の博覧会後、駐車場に設置して期間上映された。


1992年〜2002年 千葉県
幕張新都心 富士通ドームシアター
直径24〜25m
『ザ・ユニバース2 』も上映した。

 

1992年〜不明 京都府
東映太秦映画村 映像実験館ドームシアター
直径14m
Wikipediaしか確認できないので情報が不十分だが一応紹介


不明 長崎県
ハウステンボス 天星館 
直径17.5m
Wikipediaしか確認できないので情報が不十分だが一応紹介

 

1992年7月 岩手県
三陸・海の博覧会
しんにってつ館 ポセイドンIMAXシアター
17m×22m


1992年〜2012年 愛知県
名古屋港水族館
17m×22m
現在は12m×22mのデジタル上映

 

1993年4月〜2016年3月 埼玉県
所沢航空発祥記念館
15m×20m
IMAXシステムは既に終了
現在はデジタルプロジェクター

 

1993年 信州博覧会
長野県館
20m×28m

 

不明 長野県
穂高アイマックスシアター
20m×28m
信州博覧会に使用されたIMAXを利用
2000年に『ファンタジア2000』公開したが、その後閉館した。

 

1993年〜 北海道
サッポロアイマックスシアター
20m×27m
IMAX70mmを撤去し、現在はユナイテッド・シネマ札幌IMAX with レーザー縦14mほどになった。


1994年6月15日〜2004年 千葉県 
現代産業博物館
直径23m
『DREAM IS ALIVE』も上映し、オープン後の1年間は10万人ほどの入場者だった。
つくば博などに比べて入場者数は明らかに減っている。

 

1994年〜2008年8月 長崎県
西海パールシーセンター
直径18m

 

1994年11月〜2010年12月 大阪府
サントリーミュージアム
20.2m×27.6m
何度か博覧会にてIMAXを展示したサントリーがついに常設IMAXを建てた。
ここでは『ダークナイト 』試写会IMAX70mmを上映した。

 

1994年〜2004年 三重県
志摩スペイン村カンブロン劇場
17.4m×23.7m
IMAXシステムは2004年2月で終了
現在は別のプロジェクターを使用


1994年
銀行投資家のリチャード・ゲルフォンド氏らがIMAX corporationを買収


1995年
IMAX65mmカメラ(MSM 9801モデル)米アカデミー賞 科学技術賞クラスⅡ受賞

 

1995年 新潟県

ジョイポリス新潟

サイズ不明 ドーム型アトラクション

 

1996年〜2002年2月 東京都
髙島屋東京シアター
18m×25m

 

1996年〜2001年 神奈川県

ジョイポリス横浜

サイズ不明 ドーム型アトラクション

 

1999年 東京

ネオジオワールドつくば

サイズ不明 ドーム型アトラクション

2年で閉館した。


1999年〜不明 青森県
白神山地ビジターセンター
15m×20m
現在はデジタルプロジェクター

 

1999年7月 福井県
つるが・きらめき・みなと博21
16m×21m?
日本海側で初の大型IMAX 3Dシアター
驚異的な3D立体感の「ブルーオアシス」を上映

 

1999年 福井県
敦賀きらめきみなと館
つるが・きらめき〜の博覧会後に常設シアターとして登場。
16m×21m?
6年間営業し、億単位の赤字にて閉館した。


2000年〜2007年3月 長野県
メルシャン軽井沢IMAXシアター
16.275m×21.3m


2001年
IMAXシミュレーターライドとIMAX HDを合わせたアトラクション"ソアリン"登場

 

2001年3月31日〜2016年5月31日 大阪府
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド
IMAXドームシアター(特殊形状)24m

 

2002年 IMAX DMR 技術を開発

 

2002年4月〜2007年3月 東京都
メルシャン品川IMAXシアター
16m×22m
2007年にIMAX70mm上映は終了したが、
2016年に改装してT・ジョイPRINCE品川IMAXシアターとして現在もオープン

 

2008年6月 東京都
東京ドーム内アイマックスシアター 
17.5m×40m
スピード・レーサー スーパープレミア GO! TOKYO DOME』


2008年7月〜
一部IMAX65mmカメラ撮影した「ダークナイト」が全米公開